ジーンズを世界ではじめて生み出したリーバイ・ストラウス。創業のハース家は、約160年の歴史があり、今年(2019年)は、約34年ぶりに再上場を目指している。その本社がサンフランシスコにあったので、ふらっと行ってきました。
周囲には複数の会社があり、レンガづくりの古い建物も多く残っているエリア。7階建ての本社の一階は、奥が社員向けの出入り口で、手前は誰でも入れるスペースになっている。
入るとすぐに、EQUALITY. FOR. ALLの横断幕がデカデカと飾られおり、ガラスで仕切られた仕立て屋風のエリアもある。
ロビーには、古いデニム織り機も展示されいた。余談ですが、私の生まれ故郷の静岡県湖西市には、トヨタグループの創始者であり豊田自動織機を発明した実業家の豊田佐吉の生家があり、この古いデニム織り機を見て、何だか勝手に親近感を抱いてしまいました。
話がそれましたが、ロビーにはデニム織機の他にも過去に作ったデニム素材の特殊なデザインの服なども展示され、デニム好きなら一度は来ても楽しめるかと!今日は展示コーナーが、昼食バイキングコーナーになっていましたが、普通に見て回ることもできました。
1カ所だけクローズされていたエリアがあったので、もしかしたら、TripAdvisorのコメント欄にあった博物館的な場所が、コチラなのかもしれないです。
もちろん同フロアには、Levi’sのジーンズをはじめパーカーやTシャツなど、Levi’s商品を購入できるショップもあります。※ショップは、曜日によって営業時間が異なるので行く前に確認が必要です。
私はここ数年、Levi’s のジーンズではなく、UNIQLOのデニムパンツを買うようになってしまったし、周りにもLevi’sを履いている人をあまり見かけないが、日本でもLevi’sは未だに根強い人気があるのだろうか?
老舗だからと言って生き残れるとは限らないファッション業界は、移り変わりが激しいので、トレンドを把握するのが難しい。BANANA REPUBLIC もサンフランシスコが生誕の地で、サンフランシスコにはアパレルショップが豊富にあるものの、NYやロンドン、パリのように街中であまりファッショナブルな人を見かけない。ファッションの最先端のテック系イベントはあるが、個人的にはファッショントレンドが最先端とは言えなさそうだ。
また以下の写真は、道路脇から隠し撮りしてしまったけれど、体育館半分ほどの広さに、おびただしいほどのジーンズが並んでいました。パターンチェックか何かでしょうか!?写真のフレームに収まりきれませんでしたが、これだけのジーンズが揃っていることに圧巻です。社員さんが何やら真剣に吟味していました。
アメリカ人は、日本人より働かないと聞くけれど、これは全くの嘘!!仕事姿勢がゆるめの人も多くいるが、日曜日にも関わらずLevi’s本社に出入りする社員さんは複数いたし、サンフランシスコには土日も関係なく働いている人達が大勢いる。アメリカ全体かどうかはわからないけれど、少なくともサンフランシスコやベイエリアは働き方改革は、進んでいなさそうです。
いずれにしろLevi’s付近は周りを散歩していても楽しいので、もし時間が余ればおススメしたい一カ所でした。
1155 Battery StreetSan Francisco, CA, 94111https://locations.levi.com/ca/sanfrancisco/denim_san-francisco_ca_197.html
【余談】
サンフランシスコのシェア自転車は、Ford GoBike を見ることが多いですが、今日ははじめてUberのJUMPを見かけました。日本のオリンピック開催時間には、沢山のレンタル自転車を東京で見ることになるのでしょうか?楽しみ!