サンフランシスコで行われた日本企業メインのキャリアフォーラムに潜入してきました!

新卒採用がメインのキャリアフォーラムだけれど、少しだけ転職枠もあるし、「(語学留学だけど)留学経験ありの職務経験者」ということで「うん、私が行っても大丈夫!」と言い訳しながら参加。

だってIT、コンピュータサイエンス、エンジニア専攻なら最大で$550ももらえるって、すごくない!?いくら売り手市場とはいえ、バブル時代並みの対応だから、どんな学生が参加していて、どんな雰囲気なのか気になってしまい、つい行ってしまいました。(※注:採用企業のご迷惑にならないよう、お金は一切受け取っていませんし、面接等も受けてません。)

結論としては、参加対象者に当てはまる学生さんなら、現在、日本にいたとしても格安航空券を購入して、海外のキャリアフォーラムに参加することをオススメしたい!(理由はページ後半に記載)

会場はサンフランシスコ国際空港から、バスで20分ほどのマリオット サンフランシスコ エアポートホテル。サンフランシスコ国際空港からホテルまでは無料のシャトルバスがあるけれど、分かりにくく、ちょっと不便な場所。最寄りの駅からは、徒歩で25分程度。私は駅からUberを使ってしまったが、歩いている学生さんの姿もチラホラ。(アメリカではみかけない真新しい真っ黒なリクルートスーツだから、すごく目立つ!!)

事前にフォーラム専用のアプリをダウンロードし、レジュメ(履歴書)を登録。当日はアプリで入場するだけ。

入場後は、首からストラップをつけるのものの、写真にあるように、こんなにもハッキリとわかりやすい理系学生用の黄色のストラップと、文系学生用の地味な青色ストラップで分けられるなんて!!そうです、今回のフォーラムのメインは、理系出身の学生さんです。

IT系の採用枠が多いこともあるものの、それほどまでに理系の学生さんは、求められているんですね。文系卒の身としては、肩身が狭い!

参加企業はLINE、NEC、ソフトバンク、JR東日本、ニコン、SAPジャパン等々、大手企業が27社。

残念ながら、企業ブースコーナーは写真、動画撮影、録音禁止なので、写真はありませんが、内容としては、大きなカンファレンス会場の、手前が企業ブース、奥がカーテンで仕切られた面接コーナーになっていた。

参加企業27社に対して、学生はパッと見たところ100人前後。日本の就活フェアだったら、人気企業は参加者が多すぎて、なかなかじっくり話を聞けないと思うが、ここなら大手企業の採用担当者と対話形式でじっくり話を聞くことができる。ちなみに黄色ストラップをかけた理系学生さんには、企業も積極的に声をかけていた。

しかも事前予約、もしくは当日でも空きがあれば、その場で、採用面接をしてくれる企業もある。私の就活体験は十数年間前なので、今では当たり前なのかもしれないけど、こんなチャンスなかなかないのでは?と思ってしまった。

どの採用枠も一定の英語力が求められているものの、留学経験のある地方大学の学生さんが、何回も東京や大阪に足を運ぶよりも格安航空券を購入して、キャリアフォーラムの開催期間中、複数の企業の一次面接を、一度に受けてしまった方が、お得ではなかろうか?志望する企業が参加しているのなら、なおさらのこと。

あくまで私の推測だけれど、企業側も高いお金を払って採用活動をしているため、会社からは今回のフォーラムでの何かしらの成果を求められているはず!だとしたら、海外のキャリアフォーラムに参加した方が、参加人数が限られているため、倍率的にもやや低くなるのでは?と思ってしまった。

実際に面接は受けていないので、分からないが、新卒時の就活は、将来を決める大切な機会の1つなので、海外のキャリアフォーラムへの参加もぜひ検討して欲しい。

あと気をつけて欲しいことが、1点!ドレスコードに「ビジネスカジュアル」とあったけれど、参加者は男女とも、ばっちり上下黒のリクルートスーツ!黒の革靴!

アメリカでは、なかなか売っていないタイプのザ・リクルート用スーツの生地感、一体どこで購入したんだ?くらい。私はH&Mで購入した爽やかなブルーのジャケットで行ってしまったが、確実に会場では浮いていたので、「ビジネスカジュアル」とあっても、決して鵜呑みにしてはいけない。

余計なお節介かもしれないけれど、取り急ぎのレポートまで。

来週は、縁あってオークランドで開催されるDEVELOPER WEEKへご招待いただきました。そこでは、現在エンジニアの採用活動がみれるそうなので、時間があれば現地の採用環境もレポートしてみたい。