【英国・ロンドン】静岡茶とおにぎりのペアリングイベントを実施|現地消費者の評価から見えた日本茶の新たな可能性

ファンピッキング株式会社が展開する日本茶ブランド「Shizuoka Matcha Therapy」は、2026年10月24日、英国・ロンドンで開催された交流イベントにて、静岡県産の日本茶3種類を提供し、おにぎりとのペアリング体験を実施しました。

今回のイベントは、ロンドンを拠点に活動するコミュニティ「The Wholesome Girls Club」との協力により実現したものです。

当日は11名が参加し、日本茶の飲み比べとともに、食事との相性や有機認証に対する意識についてフィードバックを収集しました。

目次

日本茶3種類とおにぎりのペアリングを体験

今回提供したのは、Shizuoka Matcha Therapyが選定した以下の3種類のお茶です。

  • 有機抹茶入り玄米茶
  • 抹茶入り玄米茶
  • 有機ほうじ茶

それぞれの香りや味わいの違いを体験していただきながら、おにぎりとの相性を評価していただきました。

日本茶は単体で楽しむだけでなく、料理と組み合わせることで新たな魅力が生まれます。

今回のイベントでは、海外の消費者が日本茶の香ばしさや苦みをどのように感じ、食事との組み合わせをどう評価するのかを探りました。

最も支持されたのは「有機抹茶入り玄米茶」

「3種類のお茶のうち、どれがおにぎりに最も合うと感じましたか?」という質問に対し、以下の結果となりました。

お茶の種類回答数割合
有機抹茶入り玄米茶7名63.6%
抹茶入り玄米茶3名27.3%
有機ほうじ茶1名9.1%

最も高い評価を得たのは、有機抹茶入り玄米茶でした。

今回、商品選定の段階では、有機抹茶入り玄米茶のやや強い渋みが海外の消費者にどう受け止められるかを懸念し、比較対象として非有機の抹茶入り玄米茶も用意しました。

しかし、実際には有機抹茶入り玄米茶が最も多く選ばれるという、予想外の結果となりました。

参加者からは、次のようなコメントが寄せられました。

「炒った玄米の香ばしさが、海苔の風味とよく合っていた」

「ほどよい苦みが、チキンやスパイシーなおにぎりの味付けによく合っていた」

「ナッツのような香ばしさ、苦み、焙煎した風味が印象的」

また、抹茶入り玄米茶についても、甘辛い照り焼きの味わいとお茶の苦みの組み合わせを評価する声がありました。

これらのコメントから、日本茶特有の苦みや香ばしさが、料理と組み合わせることで魅力として受け止められる可能性が示されました。

有機認証は購入時の重要な判断基準になるのか?

今回のイベントでは、日本茶を選ぶ際の有機認証の重要度についても質問しました。

有機認証の重要度回答数
とても重要0名
やや重要4名
あまり重要ではない5名
まったく重要ではない2名

今回の参加者では、有機認証を「とても重要」と回答した方はおらず、11名中7名が「あまり重要ではない」「まったく重要ではない」と回答しました。

一方、おにぎりとのペアリングでは有機抹茶入り玄米茶が最も支持されました。

このことから、少なくとも今回の試飲体験においては、有機認証の有無だけではなく、お茶そのものの風味や食事との相性が評価に影響した可能性が考えられます。

※本結果はイベント参加者11名によるアンケートであり、英国市場全体の消費者傾向を示すものではありません。また、購入意向を直接測定したものではありません。

海外市場で求められる日本茶の価値を探る

今回の結果で特に興味深かったのは、日本茶の「苦み」に対する評価です。

日本では、まろやかさや甘み、飲みやすさが重視される場面もありますが、今回の参加者からは、苦みがスパイシーな料理や甘辛い味付けを引き立てるという意見が寄せられました。

また、おにぎりとの相性を考えて甘みのあるタイプを選定した有機ほうじ茶よりも、苦みや香ばしさのある玄米茶が高く評価されたことも、新たな発見でした。

こうした結果は、海外市場における日本茶の提案方法を考えるうえで、参考となるものです。

ファンピッキングでは、今後も現地消費者の声を取り入れながら、食文化や嗜好に合わせた商品選定、フードペアリング、販路開拓に取り組んでまいります。

Shizuoka Matcha Therapyについて

Shizuoka Matcha Therapyは、静岡県産の日本茶を通じて、心と身体のウェルビーイングにつながる新しいお茶の体験を提案するブランドです。

品質や味わい、産地の特徴を大切にしながら、海外の消費者にも日本茶の魅力が伝わる商品や体験の提供を目指しています。

また、日本茶とテクノロジーを組み合わせたAIティーカウンセリングなど、新たな価値創出にも取り組んでいます。

今回のロンドンでの取り組みを通じて得られた知見を、今後の海外展開や商品提案に活かしてまいります。

最後に、本イベントの実施にご協力いただいたThe Wholesome Girls Clubの皆様、ならびに貴重なご意見をお寄せいただいた参加者の皆様に、心より御礼申し上げます。

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